調子の悪かったGPSロガーが、なんとか使えたので、福岡市からのツーリングコースについてご紹介します。
今回は久住も行った、英彦山も行った、阿蘇も行った、角島は遠い、北九州も行った、糸島も唐津も行った、平戸も行った、
そんならどこ行く?!
という新たなルートを走りたくて仕方がない私にとっては困った状態だったのです。
「よし!」と腰を上げてみたものの、行く方向は決まらずのまま、都市高速を走って九州自動車道に乗ってしまいました。
でも、行先は決まってないし、と弱気にも早速基山パーキングで休憩して、行先を考えました。
まっすぐ南に下れば、次のインターは久留米、その次は広川という順番なので、そこらで手を打とうと地図を見て、広川インターで
降りて、上陽町の方向に行って、星野村経由で浮羽か耳納山に向かおうというコースを設定しました。
広川インターで高速を降りて国道3号線をしばらく走ると「上陽町」と書いた案内標識が見えてくるので、交差点を左の
上陽町方向曲がり、ひたすらまっすぐに走りました。
狭くてあまりスピードが出せる道ではありませんが、静かな山間をゆっくりと進んでいくのは気持ちのいい道です。
気が付くと小さな峠を越えて降りていった所が、「上陽町」でした。
石橋の町とういうだけあって、あちらこちらに立派な石橋が残っていました。
そこからしばらくは、先日の水害の爪痕があちらこちらに残っていて、大量の水が流れていった様がわかるようでした。
道の途中には、あちらこちらに「ダリアまつり」というのぼりが立っていて、つい吸い込まれるようにそちらに向かってしまいました。
星野村で有名な「池の山キャンプ場」や、「星の文化館」がある一帯ですが、その最も奥で、最も高い所に「星の花公園」という花公園があり、
ここで今は「ダリアまつり」が開催されていました。
しかし、「ダリア」という花がどんな花か、私は知りません。
興味があるかというと、あまり興味もありません。でも、ちょっと覗いてみたい気がしてました。
そんな私ですが、見ると気持ちが一転しました。
これです。
一言では言い表せない、しかも形や色も多岐に渡るとても美しい花でした。
当然ながら、ひとり撮影大会になってしまい、十分に堪能しました。
地元の方に聞くと、水害で大変な状況になったが、たくさんのボランティアが来てくれて復興に向かっているそうです。
「元気に復活している姿を見に来てください!」と力強いお話を聞かせていただきました。
次に向かったのは、棚田です。
石積み棚田として有名な棚田ですが、今年は例の水害で水路が壊れてしまい、使えなかったそうです。
ちょっと乾いた感じがしていましたが、そういう理由があったのでした。
ここで、お弁当と私の好きなある方の「らっきょ」を買って浮羽に向かいました。
次の目的地は「調音の滝」でした。
真夏ではないので、人も少なくゆっくりと滝の涼を感じる事ができました。
そして、滝の音を聞きながら、少し遅めのお弁当を食べゆっくりをすごしました。
こんなシンプルなお弁当が美味しくなるんですよね。不思議です。
帰りは耳納山のふもとを走って鳥栖を超えて坂本峠から福岡市に戻ってきました。
総距離:182.2km
燃費:18.88km/L
以上がショートツーリングコースの紹介でした。