鏡山絶景、信号なし快走ルートツーリング!(厳木~三瀬峠)+【衝撃】Uターンでまさかの転倒!
タイトルが情報過多で申し訳ありません。
今日も朝ツーリングに出かけました。
さて、今回の行き先も、「福岡から出発し信号の少ない山道が走れて午前中に帰って来られるルート」と漠然としています。
先月も西方向に向かい雷山山系の近くを通りましたが、今回も少し被ったコースになっています。
なぜ、このように福岡市西側にある山を選んでしまうかというと、福岡市街地からアクセスしやすい、さまざまな道がある、車が少ない、走りやすいなどなど、メリットがたくさんあります。
今回のツーリングルート、調べてみましたら、道の駅厳木を下りたところにある信号から、三瀬峠を下りてくるまで、約41.8kmの間、信号が無いのです。(「とまれ」は数か所あり)
こんなルート、うれしくないですか!
また、せっかく信号なしの快走ルートを選んでいたのに前方にトラックが走っていました。
これを回避するため横道に入った際に、ここでUターン転倒してしまいました。
幸いキャニオンケージというガードを前後につけていたので、このキャニオンケージだけの傷で済みましたが、どんな時も気を抜いてはいけない教訓を学びました。
信号なしの山道なのでご紹介するところはあまりないかと思っていましたが、たくさんありました。
ツーリングのご参考になれば幸いです。
Contents
1、本日のツーリングコース
福岡を起点とし、西九州道で唐津方向へ向かい、道の駅厳木から厳木ダムを経て嘉瀬川ダム、北山ダム横を通過し、三瀬峠を通って福岡市に帰ってくるコースです。
西九州道には福重から乗るため、202号線から福重へ向かいました。
福重からは西九州道に乗り前原料金所を抜け、今宿道路の深江から旧202号線経由で海岸線を走ります。
虹の松原から、鏡山へ登り、唐津方面と虹の松原の景色をみたあと、厳木方向へ向かいました。
道の駅厳木で野菜類を買い物して、ここから山道に入ります。
厳木ダムから三瀬峠を越えるまで、見事に信号はなく、車も少ないのでとても走りやすいルートです。
三瀬峠からは、曲渕ダムの横を通って福岡市に帰ってきます。
2、コース情報を立ち寄りスポット
さて、ここからは、ツーリングルートをご紹介します。
今回はコース情報がメインとなります。
1)深江まで(西九州道)
福岡を起点としますが、今回は西九州道を利用します。
福重交差点を過ぎ、西九州道へ乗ります。
拾六町I.Cから西九州道に入り、前原東まで一気に進みました。
福岡から唐津、伊万里方向に向かう、この西九州道は混むことがほとんどない印象です。
また、この写真のあたりから制限速度が100km/hになるので、速度も出て走りやすい道路です。
後続の車がスピードを出していることが多いことや、速度取り締まりも多いのでご注意ください。
2)旧202号線(糸島市二丈深江~唐津市鏡)
西九州道も終わりに近づいた頃、ふと旧202号線を走ってみようかと思いつきました。
まだ西九州道が無かったころは、202号線が唐津と福岡を結ぶルートでしたし、この海岸線の道も好きなルートでした。
上深江の信号を右折します。
右折後、踏切を渡ると旧202号線に到達しますので、ここを左折して旧202号線を走ります。
ここは私にとって懐かしいルートです。
中学生の頃、親戚のお兄さんに連れられて福岡から唐津まで自転車で通ったルートですし、ツーリングやドライブで何度通ったかわからないほどですが、最近は西九州道を通るためこちらを通ることが少なくなっていました。
美しい海と、適度なカーブが気持ちいいです。
途中で「二丈パーキングエリア」で休憩しようと思っていましたが、駐車場にはチェーンが張られ、入ることができませんでした。
ここは休日ともなると、多くのバイクや車の方が休憩され、海ではサーファーの方がサーフィンを楽しまれています。
しばらく海岸線を進むと、福岡県と佐賀県の県境がありました。
更にそれを過ぎると、前方に大きく鏡山、唐津方面が見えてきました。
そうやって走っているうちに、今日は鏡山に上がってみたくなり、虹の松原から左折して鏡山に向かいました。
3)鏡山へ上る
鏡山の登り口には大きな鳥居がありました。
ここからはヘアピンの連続です。
ただかなり路面が荒れていますし、落ち葉などが道路上にかなり散らばっていて、とても走りにくいです。
かなりの数のヘアピンを通り抜けて、やっと鏡山の山頂駐車場まで来ました。
このまま展望台に行かずに帰ると言う手もあったのですが、展望台はそれほど遠くないので、せっかく来たなら展望台からの景色を見たいと思って展望台まで歩きました。
左上の鏡山展望台に向かいました。
駐車場から展望台までは10分ほど歩く必要があります。
これだけの早朝時間帯ですから、展望台に人はいません。
展望台に行ってみました。
唐津方向が見えます。中央少し右手には唐津城が見えます。
左手の島は、宝くじが当たると言われる宝当神社がある高島です。
ここには漁船のような渡し船や、海上タクシーがありますので、行きやすい島です。
また、松枯れが何度も言われていますが、遠目に見るとやはり立派な松林の虹ノ松原ですね。
ゆっくりと景色を眺め写真を撮り、ビデオの撮影もできたので、駐車場に戻ることにしました。
山頂の駐車場はとても広いですが、車は数台しかありません。バイクは1台止まっていました。
さて、鏡山を下りて、道の駅厳木(きゅうらぎ)に向かいます。
落ち葉が路面の上に落ちているのと、日陰の路面状態がわかりにくく注意しながら降りていきました。
4)道の駅厳木(きゅうらぎ)
鏡山から道の駅厳木(きゅうらぎ)までは、田舎道なので、ゆったりと走ることができます。
しかし、楽しい道という訳ではありません。
気温も低くなく、蒸し暑さを感じながら走ってきました。
ほどなくして、道の駅厳木(きゅうらぎ)に到着しました。
道の駅厳木(きゅうらぎ)にはバイクも車もたくさん止まっていましたが、店の中にはそれほどお客さんはいませんでした。
野菜を買いたいなと思っていたので、オクラ、アスパラ、トマト、ピーマンなどをお土産に買ってきました。
何か飲み物でも飲もうかと思っていましたが、アイスを見つけてしまい、ジュースではなくアイスを食べてしまいました。
今回のツーリングで1番長い休憩になったかもしれません。
5)厳木(きゅうらぎ)ダム
道の駅厳木(きゅうらぎ)を出ると、この後は三瀬峠を過ぎるまでほとんど山道になります。
その入口が厳木ダムになります。
厳木ダムの地図ではわかりにくいですが、ダムの北西側を走る県道37号線と、ダムの東側を走る道路もあります。
メインは県道37号線ですが、東側のルートも散策程度にはよいと思います。
水の音が聞こえるので、水が流れていることはわかりましたが、見えませんでした。
ここではあまり休憩せずに、先に進みます。(このあと悲劇が。。。)
6)Uターンで転倒!!
厳木ダムの横の県道37号線を通り天山の方へと向かいます。
ここはある程度ハイペースで走れるところですが、前には大きなトラックがいて、1番気持ちが良いコーナーが続く箇所はトラックの後ろ走ることになりそうでしたので、一旦時間稼ぎでとまることにしました。
これが悲劇の始まりでした。
一旦脇道へ入り、その道をUターンして停止しようと考えました。
脇道に入って、Uターンします。
が、このUターンの時にバランスを崩してしまい、バイクを倒してしまいました。
こんな時はパニックになるもので、少しでも早くバイクを起こさなければと焦りもあり、バイクを起こそうとします。
しかし、300キロ近いバイクです。
簡単には起こすことができませんでした。
瞬間的にこれは本気で起こさないと起き上がらないなと思い、力を込めて起こしました。
反対側のスタンドを立て、バイクを立てたあと、反対側へ回り、本来とまろうと思っていたところまで移動しました。
破損や傷の状態を確認しようとバイクをじっくり眺めてみましたが、幸い傷が見当たりません。
転倒防止用にとつけていたキャニオンケージがバイクを守ってくれたようです。
キャニオンケージはエンジン横と、リアステップのあたりについていますが、その2か所で支えてくれたようです。
【エンジン横のキャニオンケージ損傷個所】
【リアステップ付近のキャニオンケージ損傷開所】
完全に道路に寝てしまったにもかかわらず、キャニオンケージ以外には傷がついてないのには驚きました。
倒した瞬間に頭をよぎったのはリアのパニアケースが傷だらけになっているのではないかとか、カウルや、ミラーのプラスチック部品が傷だらけに
なっているのではないかと考えたのですがそんな事はありませんでした。
心理的なショックは最小限に抑えられ、転倒したものの、それほど後に響くことありませんでした。
キャニオンケージの傷だけ証拠写真を撮っておこうと、しゃがみ込んで写真を撮っていたら、車に乗った方から「大丈夫ですか」と声をかけていただきました。
どうも私が転倒しているときに通り掛かって戻ってきてくださったようです。
今回は無事でしたが、バイクを起こせなかったケースを想像すると、こんなお声がけは本当に感謝です。
7)厳木富士線(厳木~富士)
気を取り直して、ツーリング続行です。
ここからの道は道幅が広く、適度なカーブが続くとても走りやすい道です。
カーブは適度でそんなにきつくないので、初心者でもカーブを楽しくはしることができます。
転倒直後というのに、バイクの走行風景の動画を撮るため数往復しました。
難点は、最初のうちは溝切りされた路面があることでしょうか。
この溝切り路面は苦手です。
溝切りの道路が終わると、走りやすい山道が続きます。
このあたりの道は走りやすいので、大変おススメです。
8)北天グリーンロード
前回は古湯温泉の入り口から長谷川ダムに向かいましたが、今日は別のルートを通ることとします。
このルートは名前が付いていて「北天グリーンロード」というそうです。
一般どのあたりを走っているのか、さっぱりわからないようなルートですが、しばらく山道を楽しみました。
途中の「とまれ」の標識で一旦停止しますが、ここは前回(8/9)に「暑くなる前に、七山、古湯、三瀬峠を走る早朝ツーリング!」した際に通ったルートと交差していました。
前回は左手から、右手の古湯方向に向かいました。
ほとんど車はいません。
対向車もいません。
突き当りまで、走ると嘉瀬川ダムの近くに出てきました。
9)みはらしの丘鷹の羽公園
嘉瀬川ダムの橋の手前にある駐車場(みはらしの丘鷹の羽公園)には、ライダーたちがたくさん来ていました。
反対側にはキッチンカーがいたので、人気のお店なのかもしれません。
ライダーたちを横目に橋を渡り、北山ダムの方向へと向かいます。
10)三瀬峠
車で通るなら有料の三瀬トンネルを使いますが、バイクで通過するなら旧道がおススメです。
前回は三瀬峠の全工程で前に車がいましたが、今回は佐賀県側の半分は車がいませんでした。
ここを何往復も走っていたころの事を思い出しながら、そんなに無茶はできなくなっている自分もいました。
峠を走りに来たわけではないので、適度に楽しめればよいかと。
11)まとめ
途中でガソリンを満タンにして、無事に福岡の自宅まで戻ってきました。
今回も、バイクを洗車します。
改めて、転倒した傷を確認しましたが、やはりキャニオンケージ以外の場所には傷がありません。
このためにキャニオンケージをつけていたのす。
丈夫なガードをつけていたことを改めて良かったと思いました。
しかし、やはり転倒はしたくないもの。
ツーリングのように長時間バイクに乗ることがあっても、Uターンなどの際は気を抜かないようにしないといけません。
ツーリングしたスッキリ感と、転倒したモヤモヤ感が交錯するツーリングとなりました。
あれから2日経ちますが、体のあちこちがコワっているのは転倒したバイクを起こした際に、普段使わない筋肉を使ったせいなのかもしれません。
3、ツーリング情報
今回のツーリングはFJR1300を使用しました。
1)走行距離
本日の走行距離は146kmでした。
2)所要時間
出発時間:06:45頃
帰着時間:11:00頃
所要時間:4時間15分程度
3)燃費
今回の燃費は18.09km/Lでした。
4)ツーリング動画
今回のツーリングを動画にしました。