elf シンテーゼ17: バイク用ライディングシューズの特徴とレビュー

やっとライディングシューズを買いました。

ツーリング先で、ソールが剥がれてしまい、歩くことも困難、信号待ちで足をつくことも困難になり、近くのホームセンターで養生テープを買ってぐるぐる巻きにしてツーリングを続行しましたが、その後帰ってきてボンドでソールを貼り付けて使っていました。

「そこまで使うか!」と、思ってしまいますが、ライディングシューズは高いし、あまり気に入ったものがなかったので、躊躇していました。

 

先日の「阿蘇ツーリングラリー」でWebike!さんから頂いた3,000ポイントもありましたので、今回はやっとの思い切って買ってみました。

 

届いた箱がこちら。

箱はいらないと思っていますが、この箱を開ける瞬間はワクワクしますね。

目次

1.個人的なライディングシューズ選択基準

1)デザイン

ハイカットかローカットかの選択は、ハイカット一択です。

くるぶしまで保護できること、靴下が見えないようにライディングパンツのすそを被せられると望ましいです。

基本的にはFJRに乗る時に履くので、スポーツドライビングを意識したスタイルのライディングシューズを希望していました。

2)防水性

ツーリングに行くと、想定外の雨に合う事が多々あります。

なので、私の場合は絶対に「防水」仕様のライディングシューズが必要でした。

一方で、あまり足は寒さを感じないので、年間を通して使えるもの。

ゴアテックスなどの透湿素材も、あれば尚可という程度で、必須の選択肢ではありません。

 

3)価格

3番目には、やはり価格ですね。

ライディングブーツほどの機能はないでしょうから、値段ももちろんライディングブーツより安くあってほしい。

しかし、2万円以上すると、なんだか購買意欲も失せてしまいます。

今回購入したシンテーゼ17は調べてみると13,660円から19,580円までの幅がありました。

消費者としては、同じものなら安い所で買いたいですね。

 

4)安全性

プロテクターはある程度欲しいです。(つま先、くるぶし、ヒール部分など)

転倒時の衝撃吸収性能は実際に転倒しないとわかりませんが、見た目の安心感が判断材料になりますかね。

 

5)操作性

ライディングシューズ自体の操作性(ペダル操作のしやすさ)は、正直履いてみないとわかりませんね。

足首の動きやすさなどはある程度履いて確認してみましょう。

 

もうひとつ、履きやすさ脱ぎやすさという点があります。

靴ひもは面倒だし、ひっかかりそうで避けてます。

ワンタッチで保持できたり、ワイヤーを巻き上げるBOAシステムなどは便利な機能だと思います。

6)サイズ

もっと上位に位置すべき重要な項目です。

今回はサイズが合わず、1回は返品してしまいましたが、サイズがフィットすることは重要ですね。

7)まとめ

このような基準で私はライディングシューズを選んでます。

今回は概ね満足です。

「概ね」と書いたのは、少し細身のシューズなので、今はぴったりフィットではない点がひとつと、全体がカチカチで柔軟性が無い点の二つです。

これはしばらく履いていたらこなれてくるのかもしれません。

2.シンテーゼ17の主な特徴と機能

さて、ずいぶんとあと回しになってしまいましたが、シンテーゼ17の特徴についてご説明します。

透湿防水機能を備えたライディングシューズで、雨天時でも足をドライに保つことができます。

ライディングシューズなのに、防水ではないシューズが多いのはなぜでしょう?

個人的にライディングシューズの防水は必須と思っています。

 

このシューズは、防水設計を重視しており、突然の雨にも対応可能です。ありがたい!

 

主な特徴は以下の通りです。

1)防水透湿機能システム

シンテーゼ17の透湿性は、新開発の透湿防水システムが採用されています。私にはオーバースペックかも。

人工皮革(Clarino)と合成皮革を使用したアッパーは耐久性が高く、足をしっかりと保護します。

このシステムは、靴内部の蒸れを効果的に放出し、長時間の使用でも快適さを保ちます。

これにより、ライダーは湿気による不快感を感じることなく、快適に走行を続けることができます。

2)BOA®フィットシステム

BOAフィットシステムを採用しており、簡単にフィット感を調整することができます。

このシステムは、ワイヤーが靴紐代わりになっていて、ダイヤルを回すだけでワイヤーが巻き上げられ靴の締め付けを調整できる機能です。

ライダーは素早く快適なフィット感を得ることができます。

 

3)Clalino(クラリーノ)

シンテーゼ17の素材には、日本製人工皮革Clarinoが使用されています。

この素材は、耐久性と快適性を両立しており、長期間の使用にも耐えることができます。

Clarinoは、

  • 高級天然皮革の気品と風合いを持ち、
  • 「しなやか」で快適な履き心地、
  • 「丈夫」で長持ち型崩れし難い、
  • 水や汚れに強くサッと服だけでお手入れ簡単

な素材なので、ライダーの足に自然にフィットするため、快適な履き心地を提供します。

安全性において、シンテーゼ17はくるぶし両側に保護パーツを内蔵しています。

これにより、ライダーの足をしっかりと保護し、万が一の転倒時にも衝撃を軽減します。

このような安全設計は、ライダーに安心感を与え、より自信を持ってライディングを楽しむことができるそうでうです。

 

4)その他

デザインとカラー

コヨーテ、ホワイト、レッド、ブラック、ミリタリー、グリーンの6色展開で、好みに応じて選べます。

サイズ展開

サイズは23.0cmから28.0cmまで幅広く用意されており、特にグリーンモデルは25.0cmから28.0cmまでのサイズが選べます。

ソール

合成底(ラバー+EVA)を採用しており、防滑性と耐油性に優れています。

プロテクション機能

TPU素材を使用したシフトガードやくるぶし保護パーツが内蔵されており、不意のアクシデントから足を守ります。

反射素材

夜間走行時の安全性を高めるために、反射素材が使用されています。

これにより周囲のドライバーに存在をアピールします。

快適インソール

クッション性や通気性に優れたインソールが採用されており、長時間のライディングでも快適さを保ちます。

 

このようにシンテーゼ17は、安全性と快適性を兼ね備えたバイクブーツであり、特にこだわりのあるライダーには非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

3.価格と購入方法

elf シンテーゼ17の価格は、13,660円から19,580円までの幅があります。

この価格帯で、透湿防水機能やBOAシステムなどの高機能を備えたライディングシューズとしては非常にお得ではないでしょうか。

今回調べてみてわかりましたが、コヨーテカラーのモデルも提供されており、このカラーはオフロード車に乗るライダーにも魅力的な選択肢となりました。

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの主要なオンラインストアで購入可能です。

これらのプラットフォームでは、価格や在庫状況が頻繁に更新されるため、一度調べて終わりではなく、適宜確認しながら、更に購入前にも最終的に比較することをお勧めします。

特に、Amazonではベストセラーとして人気が高く、信頼性のある購入先として多くのユーザーに選ばれています。

elf シンテーゼ17は、オンラインストアだけでなく、バイク用品店でも取り扱われています。

実店舗での購入は、実際に試着してサイズ感を確認できる利点がありますが、在庫状況は店舗によって異なるため、事前に確認することが重要です。

特に、バイク用品専門店では、限定特価での販売も行われており、直接訪れたタイミングで思わぬ掘り出し物を見つけることもあります。

サイズは、23.0cmから28.0cmまでの展開されていて、0.5cm刻みで選べるため、幅広い足のサイズに対応しています。

この細かなサイズ設定は、ライダーが最適なフィット感を得るために重要です。

ただし、幅においては選べないので、注意が必要です。

elf シンテーゼ17のカラーは、ブラック、ホワイト、レッド、ミリタリー、コヨーテなど、多彩なカラーバリエーションが揃っています。

自分のバイクや装備に合わせた色を選ぶことができ、個性を表現することができます。

特に、新色のコヨーテは、他のライディングシューズにはない独特の魅力がありますので、多くのライダーに注目されています。

4.ユーザーレビュー

届いた箱を開けてみました。

真新しいライディングシューズが現れました。

  

まずは正面から。

つま先部分はマットな仕上げ、外側にはセンサーもあります。

足首部分はマジックテープでとめるタイプです。

 

斜め後ろから、足首が前後に動きやすいように、後ろ部分は大きくカットされています。

かかと部分はぐるりと囲まれてダメージをカバーしてくれる構造になっています。

 

横から見てみると、目立つのはBOAフィットシステムですね。

カリカリと巻いていくと、すぐにヒモを締めることができます。

 

右足だけ履いてみました。

少し幅が狭い(両側から押される感じ)ようですが、慣れの問題かもしれません。

  

最後にソールを見てみましょう。

両サイドまでカバーされたソールは、ライディングシューズ全体との一体感がありますね。

これで歩き続けることはあまりないと思いますが、バイクにのるには十分なソールです。

早速、通勤に履いていってみましたが、現状はライディングシューズ全体が硬くて動きが悪いです。

もう少し履き慣らさないといけませんね。

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この記事を書いた人

18歳で中型自動二輪を取得し、4台のバイクを乗ってきました。
バイクは「ツーリング」を最も楽しんでいます。

地図を見て、その地に向かう。
バイクで少しばかりの冒険を楽しんでいます。

私が行ったツーリングコースが、皆様の次の冒険先になるようにとこのブログをはじめました。

バイクで冒険に出かけましょう。

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