私の場合、毎週ツーリングに行っているわけではないので、久しぶりにツーリングに行こうとすると、ほとんどのケースでなんらかの忘れ物が発生してしまいます。
バイクツーリングを存分に楽しむためには、事前の持ち物準備が欠かせませんね。
忘れ物をすると快適さが損なわれるだけでなく、思わぬトラブルに直面する可能性もあります。
本記事では、季節や目的別に分けた持ち物リストを提供し、どんなツーリングでも万全の準備を整えられるようサポートします。
特に、ライディングウェアや工具類、ナビゲーション機器といった必須アイテムに加え、春夏秋冬それぞれの気候に応じたアイテム、キャンプや長距離ツーリング向けの持ち物も詳しく紹介します。
さらに、積載方法や荷物を軽量コンパクトにまとめるテクニック、ベテランライダーの経験談など、実践的な情報も網羅しています。
結論として、この記事を読むことで「どの季節・どのシチュエーションでも適切な持ち物を準備できる」ようになります。
加えて、持っていくべきアイテムと不要なアイテムも整理できるため、無駄のないパッキングができるでしょう。
万全の体制でツーリングを楽しむため、本記事を活用してください。
バイクツーリングの基本と持ち物リストの重要性
バイクツーリングに行くときの持ち物リストは、忘れない為に必要なものと考えて準備しましょう。
バイクツーリングとは
バイクツーリングとは、バイクを使って長距離を移動しながら景色や走りを楽しむアクティビティと言えるでしょう。
日帰りのショートツーリングから、複数日かけるロングツーリングまで、そのスタイルは多岐にわたります。
ツーリングの魅力は自由自在なルート選び、非日常の経験、そしてライダー同士の交流にあります。
特に日本国内には、美しいワインディングロードや壮大な自然が広がるツーリングスポットが数多く点在しています。
持ち物リストを事前に準備する意義
バイクツーリングでは持ち物リストを事前に作成して準備しておくことが、楽しく安全な旅を実現するために重要です。
ツーリング中は、一度出発すると途中で必要なものを入手するのが難しい場面があります。
特に山間部や郊外ではコンビニやガソリンスタンドが少なく、忘れ物の影響が大きくなるため、綿密な準備が必要となります。
また、安全対策の観点からも、万が一のトラブルに備えて必要な装備を整えておくことが不可欠です。
例えば、工具類やパンク修理キットがなければ、トラブル発生時に自力での復帰が難しくなります。
以下に、持ち物リストを準備する意義をまとめます。
項目 | 理由 |
---|---|
忘れ物の防止 | 必要な装備をリスト化しておくことで、持ち忘れを防げる |
走行中の安全性向上 | 装備を整えることで、急な天候変化やトラブルに対応しやすくなる |
旅の快適性向上 | 必要なアイテムを適切に準備することで、快適なツーリングが可能になる |
コストの抑制 | 事前準備をしっかりすることで、途中で余計な出費を抑えられる |
荷物の最適化 | 持ち過ぎや不足がないよう、リストを活用してバランスよく積載できる |
荷物の積載方法と注意点
バイクツーリングでは、適切な積載方法を意識することで、安全かつ快適な走行が可能になります。
私のバイクはサイドケースが付いているので、無理なすり抜けは全くしなくなりました。
荷物の積み方を誤ると、バイクのバランスが悪くなり、操作性が低下する恐れがあります。
主な積載方法として、以下の3つの方法があります。
積載方法 | 特徴 | 注意点 |
---|---|---|
サイドバッグ | 左右のバランスを取りやすく、大容量の荷物を収納可能 | 車体幅が広がるため、すり抜けや狭い道で注意が必要 |
シートバッグ | バイクのリアシートに取り付けるシンプルな方法 | 固定が甘いと走行中にズレるため、確実にベルトで締める |
タンクバッグ | 燃料タンク上に装着し、地図や小物の収納に最適 | 装着位置によっては、ライディング姿勢に影響する |
また、積載時の注意点として、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
- 重い荷物はシートバッグやサイドバッグの低い位置に配置する
- 荷崩れ防止のためにネットやストラップを活用する
- 重量バランスを意識し、左右対称かつ前後の重心を適切に保つ
- 積載しすぎに注意し、法定の積載重量を超えないようにする
安全で快適なツーリングを楽しむためには、持ち物リストだけでなく、適切な荷物の積載も必要不可欠です。
事前に荷物を整理し、効率的に積載できるよう工夫しましょう。
バイクツーリングの必携アイテム10選
バイクツーリングでは、安全性や快適性を確保するために、事前に持ち物をしっかり準備することが重要です。
ここでは、必ず持っていくべき10つのアイテムを紹介します。
ライディングウェア関連
快適で安全なツーリングを実現するには、適切なライディングウェアをそろえることが不可欠です。
ヘルメット・グローブ・プロテクター
バイクに乗る際は、安全性を確保するためにヘルメットやグローブ、プロテクターを着用しましょう。
ヘルメット、グローブは当たり前に装着して出発される方が多いと思いますが、プロテクター類も必要に応じて忘れずに装着するようにしましょう。
私は胸部のプロテクターを着けていくように心がけています。
アイテム名 | 重要性 | おすすめの特徴 |
---|---|---|
ヘルメット | 頭部を守る必須装備 | フルフェイスまたはジェットヘルメットがおすすめ |
グローブ | 手を保護し、操作性を向上 | プロテクター付きで、季節に適したものを選ぶ |
プロテクター | 転倒時のリスク軽減 | 胸部・膝・肘用のものを装着 |
レインウェアと防寒着
天候の変化に備えるため、レインウェアと防寒着の携帯が不可欠です。
天気予報が「晴れ」だったので、革ツナギを着てツーリングに行ってみるとほとんど雨だったという経験があります。
せめてレインウェアを持っていたら、ツーリングの楽しさももう少し高かったと思います。
- レインウェア:突然の雨でも快適に走行できるよう、防水性の高いものを選びましょう。
- 防寒着:寒冷地や早朝・夜間の走行では、防風・保温性のあるインナーやジャケットが役立ちます。
整備・トラブル対応ツール
長距離ツーリングでは、思わぬトラブルに遭遇することがあります。最低限の整備ツールを携帯しましょう。
携帯工具セットとスペアパーツ
緊急時にちょっとした修理や調整ができる携帯工具セットを準備しておくと安心です。
何も無いと、本当に何もできないことがあり、動けなくなってしまいます。
- 六角レンチセット
- スパナやドライバー ←これはバイクに合わせたものを持っておくといいです。
- タイラップやガムテープ ←こちらも転倒などで壊れてしまったものを固定するのに使います。
- ヒューズや予備の電球 ←どこまで準備するのか悩ましいですが、あるといいです。
パンク修理キット
タイヤのパンクはツーリング中の代表的なトラブルです。
パンク修理キットを持っておくと、ロードサービスを待たずに応急処置が可能です。
ただし、様々なパンク修理セットがありますので、応急処置なのか、恒久処置なのかよく見極めてご準備されることをおすすめします。
応急処置だけで、その後タイヤ自体が使えないという製品もありますのでご注意ください。
ナビゲーションとコミュニケーション
道に迷わず、情報をスムーズに入手するために、ナビゲーションツールなど通信機器があるといいですね。
スマートフォンとモバイルバッテリー
近年、多くのライダーがスマートフォンをナビ代わりに活用しています。
電源をバイクのバッテリーから取っていたとしても、更にモバイルバッテリーを持っておくことでバッテリー切れを防ぐことができます。
地図とツーリングマップル
ネットが使えない状況でも道を確認できるよう、念のために「ツーリングマップル」を携帯すると安心です。
え?もしかして「ツーリングマップル」を知らない?
そんな世代もいるのかもしれませんね。申し訳ありません。
バイクツーリングに用途を向けた地図の商品名が「ツーリングマップル」なんです。
地域別に編集されていて、多少の雨にも耐えられるように水に強い紙を使ていたのを記憶しています。
撮影機材
振り返ると、ブログもYouTubeもやっているので、いつもカメラとアクションカメラは持っていきます。
しかし、予備電池を忘れたり、メモリカードを差し忘れたりということもありました。
自分に必要なアイテムであれば、持ち物リストに入れておくと安心です。
以上のアイテムを事前に準備しておくことで、安全で快適なバイクツーリングを楽しめます。
季節別バイクツーリング持ち物リスト
バイクツーリングの持ち物は、気温や天候の変化に対応できるよう、季節ごとの特性を考慮して準備することが重要です。
ここでは、春・夏・秋・冬それぞれの季節に適した持ち物リストを詳しく解説します。
春のツーリング持ち物リスト
春はツーリングに最適なシーズンですが、朝晩の気温差や突然の雨に備える必要があります。
直接風に当たるバイクなだけに、対策は十分に行う必要があると思います。
アイテム | 理由・ポイント |
---|---|
防風ジャケット | 朝晩の冷え込みや強風への対策 |
ウインドブレーカー | 防寒対策として軽量で携帯しやすい |
レインウェア | 春の天候は変わりやすいため必携 |
花粉対策マスク | 花粉の多い地域では必須 |
防寒インナー | 標高の高いエリアでは気温が低いことがある |
夏のツーリング持ち物リスト
夏のツーリングは高温や紫外線対策が必須です。
熱中症や日焼けを防ぐアイテムを準備しましょう。
熱中症対策グッズ
猛暑の中でのライディングでは熱中症のリスクが高まります。
以下のアイテムを持って行きましょう。
- 冷却タオル:首元や頭を冷やすことができる
- 水分補給用ボトル:頻繁に水分補給するために携帯
- 経口補水液:熱中症予防に有効
- 冷感インナー:汗を素早く乾かして涼しさを維持
UVカット用品
長時間の直射日光を浴び続けるため、紫外線対策も必要です。
- UVカットグローブ:手の甲の日焼け防止
- 長袖メッシュジャケット:直射日光を避けつつ通気性を確保
- サングラス:目の疲れを軽減
秋のツーリング持ち物リスト
秋のツーリングは快適ですが、朝晩の冷え込みや落ち葉などの路面状況に注意が必要です。
なんらかの防寒具は、必ず持っていきましょう。
- インナー付きジャケット:朝晩の冷え込みに対応可能
- ネックウォーマー:風が冷たい日でも快適
冬のツーリング持ち物リスト
冬のライディングでは防寒対策が最も重要です。
特に指先や足先が冷えやすいため、適切な装備を選びましょう。
防寒対策アイテム
アイテム | 理由・ポイント |
---|---|
防寒グローブ | 指先の冷えを防ぐ |
ウィンドストッパーウェア | 風を遮断しつつ保温 |
防風インナー | 肌に直接着ることで暖かさを維持 |
カイロ | 長時間の寒冷地走行時に重宝 |
- 防寒グローブ:指先の冷えを防ぐ
- ウィンドストッパーウェア:風を遮断しつつ保温
- 防風インナー:肌に直接着ることで暖かさを維持
- カイロ:長時間の寒冷地走行時
グリップヒーターと電熱ウェア
寒さが厳しい場合は電熱アイテムの導入も検討しましょう。
アイテム | 理由・ポイント |
---|---|
グリップヒーター | ハンドルの冷たさを軽減 |
電熱ジャケット | バッテリーで発熱し体を温める |
電熱インナー | 薄手で効果的な防寒対策 |
目的別バイクツーリングの持ち物リスト
日帰りツーリングの持ち物リスト
日帰りツーリングは手軽に楽しめるため、最低限の装備で済ませることができます。
ただし、天候や目的地によって必要なものが変わるため、事前に確認しておきましょう。
カテゴリ | アイテム | 補足情報 |
---|---|---|
必須装備 | ヘルメット・グローブ・ライディングジャケット | 安全性を考慮したプロテクター付きが望ましい |
便利アイテム | モバイルバッテリー・スマートフォンホルダー | ナビや連絡手段として活用 |
エマージェンシー | 簡易工具セット・パンク修理キット | トラブル対応のために最低限揃えておく |
その他 | 現金・クレジットカード | 電子決済が使えない地域もあるため現金も用意 |
一泊二日ツーリングの持ち物リスト
一泊ツーリングでは、宿泊や食事の準備が必要になります。天候変化にも備えるようにしましょう。
カテゴリ | アイテム | 補足情報 |
---|---|---|
衣類 | 着替え・下着・靴下 散策用の靴など | 防寒対策として薄手のジャケットも準備 |
宿泊関連 | 洗面用具・タオル・歯ブラシ | ホテルによってはアメニティが用意されていない場合あり |
夜間装備 | ライト・折りたたみ傘 | 夜道や突然の雨に備える |
エネルギー補給 | 携帯食・スポーツドリンク | 走行中のエネルギー補給として活用 |
長距離ツーリングの持ち物リスト
長距離ツーリングでは、快適に走行し続けるための準備が必要になります。
疲れを軽減し、安全に楽しむことを念頭に置きましょう。
カテゴリ | アイテム | 補足情報 |
---|---|---|
走行装備 | インカム・サングラス | 仲間との連絡や日差し対策 |
メンテナンス | チェーンオイル・ガソリン携行缶 | 長距離移動のメンテナンス用 |
健康管理 | 疲労回復剤・湿布 | 長時間の運転により体への負担を軽減 |
書類関係 | ETCカード・保険証 | ETC非対応の有料道路もあるため現金の用意も検討 |
キャンプツーリングの持ち物リスト
キャンプツーリングは他のツーリングと異なり、宿泊施設を利用せず快適な野営を行うための装備が必要です。
カテゴリ | アイテム | 補足情報 |
---|---|---|
宿泊装備 | テント・寝袋・マット 現地用のサンダル | コンパクトかつ軽量なものを選ぶ |
調理器具 | バーナー・コッヘル・ライター | キャンプ地での食事をより楽しむための必須装備 |
照明・電源 | ヘッドライト・ポータブル電源 | 夜間活動や電子機器の充電に必要 |
防災セット | 救急セット・ホイッスル | 緊急時の対応策として備えておく |
バイクツーリングは目的や宿泊の有無によって持ち物が大きく変わります。
しっかりと準備をした上で、安全で快適なツーリングを楽しみましょう。
バイクの種類別おすすめ積載方法
バイクツーリングでは、車種ごとに適した積載方法を選ぶことが重要です。
特に、積載スペースが限られるバイクでは、効率的なパッキングが求められます。
ここでは、大型バイク、ミドルクラスバイク、原付・小型バイクのそれぞれに適した積載術を紹介します。
大型バイク向け積載術
大型バイクは積載スペースが広く、ツーリング装備を充実させやすいのが特徴です。
パニアケースやトップケースを活用し、重量バランスを考慮した積載を行うことが重要です。

ハードケース vs ソフトバッグ
項目 | ハードケース | ソフトバッグ |
---|---|---|
耐久性 | 高い(防水・防塵) | 中程度(防水カバー必要) |
容量 | 大容量(50L以上も可能) | 比較的小型(30〜40L) |
取付の容易さ | 専用ステーが必須 | ストラップやベルトで固定 |
価格 | 高価(3万円〜10万円) | 比較的安価(1万円〜3万円) |
荷崩れを防ぐ積載テクニック
大型バイクはキャンプツーリングにも適していますが、積載物が多くなるため荷崩れを防ぐ工夫が必要です。
- 重量物は車体の低い位置に配置し、重心を安定させる。
- ツーリングネットやストレッチコードを活用し、バッグをしっかり固定する。
- 走行中に荷崩れがないか定期的にチェックする。
ミドルクラスバイク向け積載術
ミドルクラス(250cc〜650cc)は、多用途に使えるバイクが多く、ツーリングにも適しています。
積載スペースが大型バイクほど広くないため、工夫したパッキングが求められます。
シートバッグの活用
ミドルクラスバイクではシートバッグを活用するのがおすすめです。
取り付けが簡単で、脱着が容易なため、宿泊ツーリングにも適しています。
おすすめのシートバッグ:
- TANAX ミニフィールドシートバッグ(容量19〜27Lで拡張可能)
- GOLDWIN ターポリンシートバッグ(防水性が高く、雨天でも安心)
コンパクト化のポイント
- パッキング時に圧縮袋を活用し、衣類などのかさばる荷物を小さくまとめる。
- サイドバッグやタンクバッグを併用し、積載スペースを有効活用する。
- 重量のバランスを考え、片側に偏らないように荷物を配置する。
原付・小型バイク向け積載術
原付(50cc)や小型バイク(125cc〜150cc)は積載スペースが限られているため、できるだけ軽量・コンパクトな装備を選ぶことが重要です。
バックパック+リアボックスの組み合わせ
- リアキャリアがある場合は、GIVIやSHADのリアボックスを装着することで収納力を高められる。
- リアボックスを装着できない場合は、タンクバッグやヒップバッグを活用する。
- 長距離ツーリングでは、できる限りリュックの負荷を減らし、背負う時間を短縮する。
下記の写真は私が四国ツーリングに行った時に撮影した写真です。
右側のサイドケースには、登山靴を含む登山用品、左側のサードケースにはテントを含むキャンプ用品、リアシートのツーリングバックには着替え等、タンクバッグには貴重品やカメラなど取り出しやすいもの、この時トップケースにはほどんど何も入れずに、立ち寄り地でヘルメットやグローブを収納する用途に使っていました。

積載時の走行安定性の確保
原付や小型バイクは車体が軽いため、積載による重量バランスの影響を受けやすくなります。
以下のポイントを意識して、安定した走行を心がけましょう。
- 荷物を積みすぎるとハンドリングが悪くなるため、必要最小限の荷物に抑える。
- リアボックスの重量を考慮し、背中側に過剰な重量がかからないようにする。
- シートバッグやタンクバッグを活用し、重心を低く安定させる。
バイクツーリングの持ち物リスト作成のコツ
用途に合わせた取捨選択
バイクツーリングでは、必要最小限の荷物を持ち運ぶことが重要です。
ツーリングの目的や期間、宿泊の有無などを考慮し、持ち物を取捨選択しましょう。
以下に、「日帰り」「一泊二日」「長距離」「キャンプ」ツーリング別の優先すべき持ち物を示します。
ツーリングタイプ | 最優先アイテム | あると便利なアイテム |
---|---|---|
日帰り | ヘルメット、プロテクター、最低限の工具、防寒・雨具 | スマホホルダー、ツーリングマップ、飲料水 |
一泊二日 | 日帰り用+着替え、洗面用具、充電器 | 宿泊先の設備に応じた備品、コンパクトなタオル |
長距離 | 一泊二日用+エマージェンシーキット、モバイルバッテリー | 軽量シュラフ、折り畳み椅子、補給食 |
キャンプ | 長距離用+テント、寝袋、調理器具 | 折りたたみチェア、LEDランタン、小型焚火台 |
これらのリストを参考にし、自分にとって本当に必要なものを見極めましょう。
軽量・コンパクト化のテクニック
積載容量が限られているバイクでは、荷物を軽量・コンパクトにまとめることが求められます。
以下のポイントを意識しましょう。
- 多機能アイテムを活用:ナイフ付きツール、コンパクトな飯盒、折り畳みシェードなどを取り入れる。
- 圧縮袋を活用:衣類や防寒着を圧縮袋に入れ、体積を減らす。
- ソフトバッグを利用:ハードケースよりも変形可能な防水バッグを選択し、小回りを効かせる。
- 使い捨て・現地調達を活用:消耗品(シャンプー、洗剤など)はミニサイズ、または現地で購入。
ベテランライダーおすすめのパッキング方法
経験豊富なライダーは、バイクの重心バランスを意識して荷物を積載します。
適切なパッキング方法を紹介します。
重心を低くして安定性を確保
重い荷物はできるだけ低い位置に配置し、車体の重心を安定させます。
特に、テントや工具など重量のあるものはリアシート下やサイドバッグの低い位置に収納するのが理想です。
使用頻度が高いものを取り出しやすい場所へ
財布、スマートフォン、レインウェア、マップなどは、タンクバッグやウエストポーチに収納し、走行中にすぐに取り出せる状態にしておくと便利です。
パッキングの実践例
アイテム | 最適な収納場所 |
---|---|
重い工具・スペアパーツ | シート下またはサイドバッグの底 |
レインウェア | タンクバッグまたはリュックの取り出しやすい部分 |
スマホ・財布 | ウエストバッグまたはタンクバッグ前方 |
タオル・着替え | 荷物の上側に配置し、取り出しやすくする |
これらのパッキング方法を実践することで、バイクツーリング時の快適性と安全性を確保できます。
トです。
まとめ
バイクツーリングを安全かつ快適に楽しむために、持ち物リストの作成は欠かせません。
本記事では、ツーリングの基本から季節や目的に応じた持ち物まで詳しく解説しました。
最後に、重要なポイントを振り返ります。
- ツーリングの持ち物は「安全」「快適性」「トラブル対応」の3つの観点で選ぶ。
- 必携アイテムには、ヘルメット・グローブ・レインウェアだけでなく、工具やパンク修理キットも含まれる。
- 季節ごとの対策が必要で、夏は熱中症対策、冬は電熱ウェアやグリップヒーターが有用。
- 日帰り・長距離・キャンプツーリングでは、それぞれに適した持ち物を準備する。
- バイクの種類によって積載方法が異なり、小型バイクは軽量・コンパクトな荷物選びが重要。
- 持ち物リストを活用することで忘れ物を防ぎ、ツーリングの準備をスムーズに進められる。
バイクツーリングでは、状況に応じて適切な持ち物を準備することが大切です。
今回紹介した持ち物リストや積載方法を参考に、自分に最適な装備を整え、快適で楽しいツーリングを満喫しましょう。
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